そうここは地球の上です
こんにちは「息子」です
先日店のプチ大掃除その1「シャッター磨き」をするため早起きして出勤でして
いつもとは違う時間に動き出す私に駄猫「ひろし」が興味津々
少し興奮気味にまとわりついてくるのですが、どこか悲しげ。
恐らくではありますが、「リズム」なのかぁと、いつもの時間にいつものご飯。彼らにとってこの時間割というものは習性みたいなもので、
いつもどうりというものがきっと、我々人間のいうところ「幸せ」なんではないかぁって思います。
つまりイレギュラーな出来事はきっと不安要素の塊みたいなもので「どうなっちゃうの?」的に気になって仕方ないみたいな。
あくまで私の勝手な思い込みですが、でも言葉の通じない相手と向き合っていく以上。
思い込むぐらいが大事なのではないかと最近感じます。
痛い、つらいを言葉にできない以上こっちが気付くしかないんじゃないかなぁって、
よく飼い主さんとかが「~ちゃん、どしたのー?っん~?お腹が空いたの?・・・・そうなのぉ~~。いまあげるからね~」
こんな感じで成立しないやり取りを行っている光景を見ますけど、こんなんでいいんじゃないかなぁって。
「どうしたの?」っていつもどこかで感じてあげることが相手(動物)にとっての一番の優しさなんじゃないかなって。
まぁうちの父のように無駄に「そうだよね~。」なんて、返ってきもしない同意を求め。まんまとエサを与えすぎてしまっているパターンもいかがなものかと感じますが
っとまぁこんな感じで、後ろ髪ひかれっぱなしで出勤です。
その夜帰宅し、ひとしきり戯れたのち久々に近くの中華屋の焼きそばが食べたくなり直行。
ピータンとエビの山椒揚げたる物をビールのつまみにちびちび。
そろそろ〆かなと、「五目焼きそば」を注文。
数分後、不安気な顔で若い中国人のお姉ちゃんが「はいっ。あんかけ五目焼きそば?」
冒頭の「はいっ」という勢いとは裏腹の「~~やきそば?」でよかったっけ的な質問調
っそう、確かに私、あんかけにするかしないかはメニュー見ながら大分悩んでいた節あります。
でもまだビール残ってるしちょっと濃いめのパンチがある方がいいなぁって。「いや、普通の焼きそばだよ。」
って、言いました。
皿を持ちながら少し顔を上に傾け考える彼女。「んーー。」って感じ。
次の瞬間何か決まったような勢いで「うん。」っと顔でうなずき、
「はいっ!!あんかけ五目焼きそばです!!」その声に以前のような迷いはなかった。
っえ?開き直ってるぅーーー
一連の流れを払拭し制圧しにかかった彼女の意気に私は感服した。
日本人だったら申し訳ありませんすぐに作り直します。が絶対。
それを彼女はどうだ。皿を受け取らないと私が負け的な空気にもっていったのである。
もはやあっぱれの一言。
今日一日で分かったことがある。
当たり前のことではあるが、我々は人間で日本の国土にいますけど
日本の国土は地球の上で、地球一つで決まったルールなんてないな。って。
昔見た「ドラえもん」に、食べるとどんな生き物ともしゃべれる「翻訳コンニャク」たる食べ物があったのを思い出す。
まだ見ぬ実物の猫型ロボに思いを寄せて
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