樋口一葉展

一言通信

11月17日(水)

主宰する文章教室「グループM」恒例の秋の親睦会、今年は「港の見える丘公園」内にある「神奈川近代文学館」で開催中の「樋口一葉展」へ足を伸ばしました。

一葉さんは物書きの端くれの?私にとってバイブル、グループの皆さんにとっても一葉さんは憧れの存在とあって、東京タワー行きの予定を変更して一葉展へお誘いしたところ、皆さん二つ返事で行きましょう!となりました。

11時前に京浜東北線石川町駅に着き、高齢者軍団ということでタクシーで会場のある港の見える丘公園内にある「神奈川近代文学館」へ向かいます。先着していたIさんともロビーで落ち合うことができて全員集合。ではと入場してそれぞれで観覧して行きます。

24歳6ヶ月という若さで亡くなった一葉さん、父親が亡くなったことで、極貧の暮らしとなっていき、収入を売るため小説家を目指します。作品群についてはここに紹介するまでもないかと思いますが、「大つごもり」「にごりえ」「たけくらべ」等々。短い期間に名作を次々と発表し、名声を博していきますが、無理がたたり肺結核になってしまいます。

展示では舌を巻くほどの達筆、羨むほどの美貌。住まいの様子も模型で展示され、暮らしぶりが見て取れます。ただし美人薄命とよく言われるように、これからという矢先に命を落とします。

ゆっくりと1時間ほど観覧し、昼もとうに過ぎてしまったので、では元町に出てショッピングを楽しみながらお昼にということで探していると、お仲間が台湾料理に行ってみましょうというので、元町通りの路地を入るとそのお店にいきつきました。

ランチコースを頼むと、エビ入りワンタンスープが配られます。いい味ですよ。隠れ家かみたいでちょっと楽しかった。ご飯はハスの葉にくるんだせいろ蒸しご飯。これもまた美味!いい店見つけた。一葉さんに会えて美味しいものをいただけて、丘の上からレインボーブリッジを遠望し気分スッキリ!

才能を発揮しないまま、勿体ない!

エビ入りワンタン!美味!

ハスの葉で巻いたせいろ蒸しご飯!美味!

港の見える丘公園の、海が見える高台にある「神奈川近代文学館」