端午の節句

一言通信

2022/04/30(土)

四月も今日でおしまい。咳がひどくて病院通いしたり、欠けた歯の修復で歯医者通いも続いていて、そしてハイライトの長崎行きと、なかなか忙しかった四月でした。

さて明日は五月に突入です。五日は「こどもの日」というか端午の節句です。我が家にも今年四十になった男子がおりまして、、、男子の健やかな成長を願って、「武者人形」から始まって「弁慶さん」と木目込み人形を作ってきました。今回久しぶりに「桃太郎さん」を作成、桃太郎と来れば鬼さんがいないとということで、「赤鬼青鬼」さんもご一緒に!「わらべ人形」と「青鬼さん」は夫殿の制作です(笑い)

勢揃いしたお人形さん達を、どうぞ見てあげ

かわいい弁慶さんです!

てく

わらべちゃんは夫殿の制作、青鬼も!

ださい!

最初に作った武者人形!

桃太郎さん桃太郎さん、鬼さん退治に行くぞー!

長崎にて④

一言通信

2022年4月29日(金)

長崎市内を抜けて大村湾沿いの道をどこまでも走り続けていきます。穏やかな海、光る波頭、たゆとう海原に心は晴れ晴れとそして穏やかに、、。

しばらく走るとキリシタン文学作品として名高い「沈黙」の舞台となった東出津町に建つ遠藤周作文学館が見えてきました。白亜の建物にステンドグラスが美しく映えて、海の青と対比するようにただただ美しい!

この旅が忘れがたい旅となることは間違いなく、二泊三日寝食を共にした心友との絆の深さは一層深まり、東京と長崎と離れてはいても、終生変わらぬ友情は生き続けます。

サンセットロードを周遊し、彼杵茶の茶畑が広がる東彼杵へと戻ってきました。

30年近く前、我が家の子ども達と心友の子ども達が、東彼杵の家で夏休みのひとときを、この木に登ったりして過ごさせて貰いました。

 

背景は遠藤周作記念館

長崎にて③

右手は原爆を左手は恒久平和を祈ります

出島ワーフの昼下がり。ドラが鳴り観光船が出航します。奥のなだらかな稜線の山は福山雅治さんらがコンサートをする稲佐山

市電で向かった出島ワーフでランチタイムです。心友の親子です!

一言通信

2022/04/28

家から車を走らせること30分、長崎市内に入りました。平和記念公園を訪れ、長崎市民の平和への願いを象徴する青銅製の平和祈念像前で黙祷します。友人と千羽鶴を届けた時から既に20年以上が経過していますが、制作者の長崎出身の彫刻家北村西望氏が切望して止まない、核のない世界平和は、ロシアのウクライナ侵攻という暴挙の前に打ち砕かれてしまいました。希求して止まない世界平和、私は諦めずに願い続けます。

このたびの第一の目的としていた、山王神社の被爆大クスノキとの対面、心友も長崎にいて見ることがなかったというそのクスノキは、境内の入り口左右に枝を張った巨樹で、幹回りは8メートル弱。原子爆弾の猛火に耐え、戦後76年歴史の証人?として生き続けています。樹の中はほとんど空洞ですが、この先何とか耐えて、原爆の恐ろしさを訴え続けてくれたらと願い、そっとクスノキを撫でます。

山王神社の被爆大クスノキ

山王神社入り口には、原爆で片足が飛ばされ、片足だけで立つその名も「片足鳥居」があり、道ばたにはもげた鳥居の片足部分と、「大鳥居」と刻まれた扁額が横たわっていました。

旅の目的はほぼ達成され、ここからは友人のプランに沿って各地を巡ることにします。先ずは市電に乗って出島ワーフに向かいます。時刻は昼前、ランチにはいい時間です。港の前には食事スペースが広がり、開放的な空間に気分はすっかりランチタイムに。対岸には長崎が故郷の歌手の福山雅治さんやさだまさしさんがコンサートをする稲佐山、ボーと汽笛が鳴り観光船が出航していきます。ゆっくりとランチのピザを頂き、さあこれからは海

クスノキの中は空洞です

沿いをドライブです。

 

 

 

 

 

 

片足鳥居です

爆心地です

出島に向けて市電に乗り込みます

 

長崎にて②

一言通信

2022年4月27日(水)

家にいるときは午前3時か4時には起き出す私ですが、さすがによそ様のお宅でそれは出来ず、目覚めが5時近かったこともあって、明るい日差しが届いてきた頃をみはからって起き出し外を眺めます。天気予報の通り晴天のようで、今日は長崎市内から海沿いを巡る予定で、晴天は大いに歓迎です!

大村線東彼杵駅が近くにあり、遠く電車の音がカタコトカタコトと響いてきます。彼女が起き出してきたので、散歩に行く旨伝えて外へ出た。田植え間近の緑地を抜け、枇杷畑の脇を通っていると、電車が近づく音が聞こえます。朝日が当たった山々は霧が沸き、私の長~い影が道路に写っています。影の中に白い猫がいて、鈴をつけていることから飼い猫ちゃんか。おいでと声をかけるとトコトコついてきます。我が家の猫はもう起きたかな、、、。

15分ほど歩いたでしょうか、踏切の音がして電車が近づいてきているようです。田の畦を縫うようにして歩いてきて迷うような道ではないけれど、あまり遠出しても心配かけるので戻り返すことに。人で溢れかえる都会で暮らす私にとって、この穏やかな時間は命の洗濯タイムです。さあ今日は長崎市内に出かけ、今回の旅の目的の一つ、被爆クスノキをこの目で見届けなくては

鈴をつけた白猫ちゃん、トコトコとついてきます。可愛い!我が家でお留守番のニャンはどうしているかなあ、、。

大村線東彼杵駅近く、電車が近づいてきました。

長崎にて①

一言通信

2022年4月25日(月)

#長崎は今日も雨だった#内山田洋とクールファイブが歌い大ヒットした「長崎は今日も雨だった」、午後2時過ぎに降り立った長崎空港は歌詞の通り生憎の雨、思わず口ずさんでいました。

空港の外には迎えに来てくれた心友が、車内からマスク越しに笑顔で手を振ってくれています。今回の長崎訪問は、3年前に亡くなった心友のご主人への焼香と、やはり二年前に亡くなった母上へのご焼香が目的の一つの旅です。

コロナ感染症という未曾有の感染症の蔓延で人との交流が断たれ、やっと沈静化の兆しも見えてきたことで、ようやくその日が巡ってきました。たまたま心友の娘が、母親の様子を見にいくというので急遽同行することに。思いたったが吉日、家族の後押しもあってばたばたと日程が決まり二泊三日の旅となりました。

成田発長崎行きジェットスターは順調に飛行し、1時半過ぎに長崎空港に着陸。長崎には三回目の訪問になり、空港の土手の芝地にNAGASAKIの表示を見たときには、懐かしさがこみ上げてきました。

心友がちょっとパンを買っていくからと降り立ったパン屋さんは、東京でもちょっと名の知れたパン屋さんで、長崎にもあったんだと嬉しくなりました。積もる話の一つ一つを解きほぐすように、雨の大村湾沿いを走行しながら、会話は途切れることがありません。

この駅見せておきたかったのと降り立った小さな木造駅舎の名は、松浦鉄道大村線「千綿駅」。とんとんと階段を上がって駅のホームに出ると、何と目の前が海!なんだか楽しくなっちゃいます。こういう発見が旅の醍醐味ですよね。

間もなく心友宅というところで、小腹も空いたので食料の買い足しも兼ねて道の駅へ。あっさりとした田舎うどんをいただき、道の駅をのぞきます。ここ東彼杵(ひがしそのぎ)はお茶の産地として名高いとかで、ぎっしりと棚を埋めています。お茶のお土産なら皆さん喜ぶだろうし、賞味期限とかもあまり気にしなくていい。お土産はほぼ決まりかな!

庭の片隅に植えられたやはり長崎の名産品の枇杷の木が迎えてくれて、彼女が実家の長崎にご主人と共に移住して十年以上が経ったところで、ようやく訪ねることが出来ました。三年越しの

三十年前ぐらい前、家の子達が彼女の子達と子どもだけで東彼杵を訪ねた折に遊びに行った千綿渓谷、思いで一杯の渓谷です。

お焼香を済ませリビングに落ち着くと、油絵の植物画や風景画が鴨居にかけられていて、102歳で亡くなられたお母さんの作品だとか。油絵が趣味だなんて何て素敵なお母さんでしょう!

彼杵茶の茶畑がどこまでもどこまでも、、、

おばあちゃまの作品です。百合の白さが際立ちます。

松浦鉄道大村線木造駅舎の「千綿駅」

ホームの前には大村湾が広がります。

木蓮

一言通信

四月一七日(日)

二胡のレッスン、今月は男声コーラスグループ、スターダストレビューの名曲「木蓮の涙」に取り組んでいます。

”逢いたくて 逢いたくて この胸のささやきが、、、”切なく歌い上げる歌詞に胸いっぱいになる名曲です。

とても素敵な曲で優雅に弾けたらいいんですが、さびの部分がなかなかの曲者で、まだまだ私なんぞには手強い曲です。

木蓮は、丁度この時期に白や紫のわりと大きな花が空に向かって咲いていて、印象的な花です。英名マグノリアとも呼ばれ、花言葉は”自然への愛””崇高”等。

白木蓮は”びゃくれん”紫木蓮は”ぐれん”とも呼ばれます。そういえば大正時代の情熱の歌人に柳原白蓮さんがいましたね。NHKの朝ドラ「花子とアン」では仲間由紀恵さんが演じていました。

近所の病院の敷地で毎年咲く紅蓮

端午の節句

一言通信

四月一五日(金)

冷たい雨の朝です。週前半までは25~26度と、少し汗ばむくらいの陽気だったのに、ここにきて今朝は10度と15度くらい低い気温に、体がついていけず少々風邪気味です。喉は痛むし咳は出るし、、コロナを疑われそうで病院には行きずらいですね~(>o<)いずれ天気は回復するでしょうから、その日を待つことにしましょう。

さて五月五日は「端午の節句」、今年も武者人形と弁慶人形、それに兜を店頭に飾りました。一年に一度は外の空気を吸ってリフレッシュしていただきましょう。

弁慶といえば、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、義経登場と共にお付きの弁慶さんも登場してきましたが、いまのところあまり表だって目立った活躍はないですね。

1966年の「源義経」では、名優緒形拳さんがピタリはまり役で弁慶さんを演じてましたよね。あのとき義経を演じた歌舞伎界のプリンス菊之助さんに亡き姉はぞっこんになり、追っかけのように歌舞伎に嵌まって歌舞伎座通い!お供をすることもしばしばでした。そういえば菊之助さん(今は7代目梅幸さん)の息子さんが、前回の朝ドラに出てましたね。まあそれはそれはびっくりするくらいお父上にそっくりで、月日は流れ、、感慨も一入です!

おっと横道にそれました。とにかく、端午の節句というわけで、武者人形などどうぞ見てやってください。

武者人形も弁慶さんも頑張って作りましたよ。