ドルフィン

一言通信

2023/02/23(木)

ドルフィンの看板が目印です!

#あなたを思い出す この店に来るたび

沖合はるかに貨物船が、、、

坂を上って今日も 一人来てしまった

山手のドルフィンは 静かなレストラン

晴れた午後には 遠く三浦岬も見える

ソーダ水の中を 貨物船が通る

小さな泡も恋のように 消えていった#

かわいいコースター

ユーミンが切なく歌い上げるバラードの名曲「海を見ていた午後」。その歌に登場する横浜根岸の海の見えるレストラン「ドルフィン」で、二年ぶりに会う横浜在住の友人と、午後の日が降り注ぐ海を眺めながら、ゆっくりとランチを頂いてきました。

ランチのメニューは「真鯛のポアレ」!オリーブオイルでカリカリに焼けた真鯛の皮がなんとも香ばしく、柔らかな身とのバランスもばっちり!程よく焼けたパンを合わせて頂きながら、会えなかった二年間の日々を取り戻すように、途切れることのない会話が続きます。

この日のランチは真鯛のポアレ。カリカリに焼けた真鯛の皮の香ばしいこと、、、

 

しばらくすると#あなたを思い出す、、、#ユーミンの「海を見ていた午後」の歌声が流れてきました。ドルフィンは二度目という彼女が言うには、30分おきぐらいにこの曲が流されるそうで、この店にとっては絶大なる宣伝効果といえますね。

宣伝効果は効果として、美しい歌詞に導かれるように情景が浮かび、窓外に目をやると、ちょうど沖合を通る貨物船が目に入ります。隣のテーブルのご婦人の前にはソーダ水が!ソーダ水の中を貨物船は通っているのかしら、、、。

それにしてもユーミンの言葉のセンスの良さには、脱帽です!#ソーダ水の中を 貨物船が通る、、、#こんなフレーズを誰が思いつき作品の中に組み込まれていくというのでしょうか?生まれ持った感性でしょうねえ!同じ時代に生きて、つぐまれた言葉を語ることのできる幸せ、他の何物にも代えがたい喜びですよね!

術後半年の彼女と根岸駅への坂道をゆっくりと下っていきます。大切な友、体をいたわり長いおつきあいを心の中で誓い合い、それぞれの暮らしに戻っていきました。

程よい甘さのスープも美味なり!