
さて皆の帰りを寝て待つことにしようっと!

富士山のこんなシルエットもいいね!
一言通信
2024/10/22(火)
春先に患った半月板損傷から10ヶ月、日々の歩行は問題ない状況まで改善されたものの、さすがに登山(金峰山2599M)は無理だろうと二の足を踏んでいて、私の同行を願う娘が、直前にYouTube動画を見せながら、歩き始めはしんどいけど、途中の尾根道は楽そうだよと、何とかその気にさせようと涙ぐましい努力!
私とて紅葉も見たいし、山の空気も吸いたいし、森を渡る風の音、鳥たちの鳴き声、苔むす林間の歩み。山に行かなければ味わえない事象に心は引かれるが、何せケガ以来登山は無理と封印してきたから、山行に向けて心は揺れ動く。結局無理だったら引き返せばいいからと山行決定!
駐車場から1時間で途中の朝日岳(2579M)だから、そこまでは行けるよねと夫が行くのは当然の口調で同行を促す。何とか登れるかなあと気持ちは揺らぎ、決断まで更に一日を要した。
出発は4時半、猫のヒロシは玄関に山道具が並びだすと、あ~あまた留守番かと諦めて、寝床に深々と身を埋めて既に睡眠態勢だ。談合坂を過ぎたあたりからようやく空が白み始め、富士山の姿がシルエットに浮かび上がってくる。勝沼インターを降りて収穫の終わったブドウ畑を抜け、山道に入る前に見つけたコンビニで、昼食のおにぎりや飲み物をゲット。

日の当たる林道を軽快に歩いて、、

木々の狭間から木漏れ日が
一時間曲がりくねった大弛峠の車道で、直前まで町会の祭礼で山車の付き添い係となった私は、ここ数日の寝不足気味の影響もあってか、車に酔ったようで駐車場までの道のりを必死にこらえた。
平日の午前7時過ぎだというのに、駐車場は満杯で、林道の空き地に何とか車を停めることが出来た。支度を調えて7時半さあ出発!山道は大概そうなのだが、登りはじめはなかなかきつく、あっという間に息が切れてきた。そして、足が上がらない、曲がらない、縮まない((>o<))痛みをこらえて、木に捕まり石を支えにヨイコラショ、、😌
この分じゃ金峯までは行けそうにないから朝日岳から戻ろう、夫と娘には申し訳ないがそうして貰わないと、この地点で二人が金峯を往復する二時間ばかりを待たなければならない。熊も出るかもしれないし??

苔、大好きです!
戻り道でようやく富士山から延びる南アルプスの山脈がくっきりと見えてきて、しんどかったけどここまで来なければ見れなかった眺めを堪能できて、一瞬膝の痛みを忘れて眺め入った!木々は黄金色に染まり、樹木の下には大好きな苔の群生が広がり、スマホをかざして検索する。とにかく久しぶりの遠出、秋の色が深まり、冬までのひととき、この時期を楽しむ人たちに、自然の時間を堪能させてくれる!