海開き
こんにちは!!「息子」です!!
昨日はお店が休みでして、三日ほど前の天気予報から午後にかけて晴れるとのことでしたので
そろそろかと・・・
私「息子」には財布のひもを閉じても閉じても、やはり開く力の方が強いほど多趣味でして・・・
その中の一つとして「素潜り」があるのですが
夏、暑い、海へという概念は徐々に弱まり・・・
勿論、カァーーっと暑い8月の海も好きですが
台風と台風の合間の梅雨の晴れ間、これから始まるエネルギーを秘めたまっさらな海岸は、スキーで言うならば誰も滑走していない新雪のパウダースノウのよう
海の家が解体され祭りの後の興奮が残るビーチにはどことなく哀愁がありその中を一人海に入る。まるで映画の中のワンシーンに入り込んだかの感覚
この2つが私には欠かせない「海開き」と「海締め」のシーズンというこで
まさに昨日がその日にうってつけでしたのですが
午前中の曇りに心を奪われうだうだと出動できずに昼過ぎを迎えたころ
携帯が鳴る・・
前職の先輩からである
「お前、今日 (海)いくんじゃないの?」
どきっとした。
先輩とはもう10年の付き合い何となく私の行動が読めているとはいえこのタイミング。
日もさしてきてやきもきしていたところでした。先輩が続ける
「まぁ、今からじゃもう遅いよねぇ~。」
その言いぐさは見事に挑発口調で、とっさに
「あぁ、今から行くとこなんすよ~」
時刻にして3時を回っていた。向こうについて4時半がいいところ
どの口がこんなことを~~っと、
自分を戒める時間も惜しい、ただちに準備して3分以内に出発
道が意外にすいていたこともあり4時ちょい過ぎについた
西日が海面を鮮やかに照らしていた。九州の荒れの影響もなく海は凪いでいた。
「チャーーンッス」
さっそうと着替え、海に対して「今年もよろしくお願いします」の一礼
海の中は平年よりもだいぶ温かく視界もすごく良かった。
珍しくキスがうろついていたがほかに際立ったせいぶつもおらず(タコに出会いたかったのだが)
1時間半ほどで日が陰ってきたのでいよいよおいとまに。
先輩に電話をかけ自分のやきもきしていた気持ちはしっかりと払拭することができた。
改めて本日の反省
もともと行くと決めていたのに天気に惑わされて出だしを損じた自分が完敗
「行かないで後悔するのであらば、行って後悔しよう」
学びとは
日々様々に隠れているわけで
先輩の一言に助けられた意地っ張りの海開き
なのでした。