お悔やみ

mitake Post in ひとこと通信
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町内のお悔やみで、知人友人らと会場となった寺へ。長い焼香の順番を待つ間、誰かが発した「あ…、金星だ!」の言葉に、夜空を見上げると、正しく金色に輝く金星が見えました。境内には中木の枝垂桜も咲いていて、淡い桜色で夜の闇に浮かび上がっていました。

「桜舞う、星が輝くこんな季節に逝きたいもんだねえ」と、誰いうともなく声が上がる中、間髪を入れず「日ごろの行い次第だよ!」と釘刺す言葉も飛んできて、お悔やみの席というのに笑い声が漏れ、故人は江戸っ子、明るく見送ってくれていると喜んでるわよと、大甘弁解にそうだそうだと締めの言葉が。

でも実際、皆さん、案外と本音かも。私も日ごろの行いに今一度注意し、花咲き星の輝く夜に、皆さんに弔ってもらっていただけるような人生を送っていかなければと、改めて思う春の夜でした。

合掌!

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