東日本大震災で地震、津波、さらに原発事故で甚大な被害を被った福島県沿岸地域、震災から三年余、いまだ自宅に帰れず避難生活を送る方々、また仮設住宅で不自由な生活を送られている方々が多数にのぼります。
厳しい状況下、それでも前を向いて立ち上がる人々にエールを込めて、福島県いわき市在住の美術家山本伸樹氏が、福島県の復興のシンボルとして「福興だるま」を制作しました。私もいわき市で生まれた者として、微力ながら「福興だるま」の販売をお手伝いしようと、当店店頭に展示しました。
緑の縁はエコロジーを、全体に魚影の模様をあしらい、お腹には金色で稲穂と笹の葉が描かれ、福興の文字を配しています。目の周りは希望を込めて紅色です。
「復興」にかけて「福興」としているところなど気配り十分です。
皆さん、どうかこの趣旨をご理解いただき、「福興だるま」へのご支援をよろしくお願いいたします。
なお、売上金はすべて山本氏を通して福島県の復興資金として寄付されます。
平成26年4月24日