みちのくのいとしい仏たち展

一言通信

2024/01/16(火)

「北東北のくらしが生んだ やさしい祈りのかたち」をキャッチフレーズに、青森、秋田、岩手三県の暮らしの中に息づいてきた、ユニークな木彫りの仏像群を紹介する「みちのくのいとしい仏たち展」に行ってきました。

北風がコートの裾を翻し、コートの襟を立てて肩をすぼめて歩くそんな日でしたが、思い立って仏像さんたちに会いに行ってきました。年齢のせいか、仏像、お寺参り、観音巡りなど、時間を見つけては出かけていますが、今日もまた、素朴な仏像群に会いに東京駅ステーションギャラリーに足を運びました。

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出品作品は130点余り、平泉中尊寺の金色に彩られたきらびやかな観音像とは違い、素朴な木彫りの大小様々な表情の仏像さんたちが迎えてくれます。ほとんどの仏像は、大工さんや木地師さんたちの手になる物だそうで、芸術性とは少し離れるかもしれませんが、そこは庶民感覚の民衆の信仰芸術という形で、私たち民衆に向き合ってくれます。

素朴なたたずまいの仏像さんたちです。

祈りの形は様々あっていいですし、自分の心の赴くまま、信じるがままに向き合うのがいいのでは、、。難しい話はこのくらいで、とりあえずお時間ありましたら、東京駅丸の内北口、改札出ればそこが美術館、雨にも濡れず風にも吹かれず見ることが出来ますので、ぜひお出かけになって見て下さい。2月12日までの会期です。基本月曜日は休館日です。

 

様々な表情を見せる庶民の御仏像です。