文章教室 4月秀作 石井誠子「笑顔」

mitake Posted in 文章教室, 秀作
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寸評 戦争世代にとって、壕は記憶を呼び起こす材料になるようです。そこから母上と兄弟たちとの疎開生活、実家への疎開の心苦しさ、母上のじっと我慢の想いが、今母上の年代に差し掛かり理解できるという話はよく分かります。政治への一言もチクリという範囲でいいですよね。最後の花畑のばばとの触れ合いがうまく書かれています。