一言通信
5月27日(木)
新茶味比べ
三武 久美子
新茶の季節到来で、例年通り友人たちから、おらが町の自慢のお茶が送られてきました。埼玉からは狭山茶、静岡からは掛川茶が、もう十年近く送って貰っているでしょうか。今年は長崎の友人を訪ねる機会があり、そこで戴いた彼杵茶が加わりました。
狭山茶は寒冷地で栽培されるお茶で、厳しい冬を乗り越えるため茶葉が厚く、味色香りどれも強め。掛川茶は仕上げにこだわる深蒸し茶です。彼杵茶は、何といっても茶葉が勾玉のようにぐるりんと丸いのが特徴で、香りや旨みが強いのだとか。
飲み比べてみたところ、いやあ、いずれがアヤメかカキツバタ、それぞれ味わい深いという判定に落ち着きました!
友人達が途切れることなく送ってくれるその気持ちが一番で、代わる代わる味わって季節を楽しませてもらうことにしましょう。