誕生日の花束

一言通信

2024/01/28(日)

76歳になりました。この二十年ぐらいは、大きな病気やケガもなく無事に過ごしてきています。76にしては髪もさほど白くなっておらず、自分の足で歩いて様々な用事をこなしていけてます。小さい頃はよく風邪をひいて扁桃腺を腫らし、ヒーヒーしてましたけど、母親と同じく内臓が丈夫なのか、元気な高齢者かもしれませんね。

毎年、お嫁さんが届けてくれます。うれしいですね!

友人知人から花やお菓子やらが送られてきて、手間暇かけて気にかけてくれる方たちには感謝しかありません。元気にしていることが恩返しですね。

夕飯は私の食べたいものをと言う夫殿の言葉に素直に従って、ではお寿司を、、と控えめにお願いしました。戴いたお札を財布に大事にしまって、娘とこの辺りでは美味しい部類に入る寿司店へ!夕方近くで行列です。

寿司ネタで私の好きなのは「ホタテ」です。娘は「サーモン」夫殿は、美味しいのなら何でもよいとのご託宣!御馳走の並んだ食卓を前に、「誕生日おめでとう!」と娘から何やらプレゼントが、、。私が欲しがっていた「シルクのスカーフ」です、しかも何というエキゾチックな色合いでしょう!

洋服や店の商品陳列など、とても美的でセンスを感じる娘。渡された時はその色合いに息をのみましたね!使うために買ってきたんだからどんどん使ってよ!

オールシルク、手刺繍、日本製、この光沢の素晴らしいこと!

こちらも毎年誕生日に届く、二胡仲間からのお祝いです!

自分用に制作しました。一月の花、カトレアのクロスステッチです。

ソープフラワー、爽やかな石鹸の香りがして、きれいですねえ!二胡仲間からのおしゃれなプレゼントです!

みちのくのいとしい仏たち展

一言通信

2024/01/16(火)

「北東北のくらしが生んだ やさしい祈りのかたち」をキャッチフレーズに、青森、秋田、岩手三県の暮らしの中に息づいてきた、ユニークな木彫りの仏像群を紹介する「みちのくのいとしい仏たち展」に行ってきました。

北風がコートの裾を翻し、コートの襟を立てて肩をすぼめて歩くそんな日でしたが、思い立って仏像さんたちに会いに行ってきました。年齢のせいか、仏像、お寺参り、観音巡りなど、時間を見つけては出かけていますが、今日もまた、素朴な仏像群に会いに東京駅ステーションギャラリーに足を運びました。

このマークを目印に!

出品作品は130点余り、平泉中尊寺の金色に彩られたきらびやかな観音像とは違い、素朴な木彫りの大小様々な表情の仏像さんたちが迎えてくれます。ほとんどの仏像は、大工さんや木地師さんたちの手になる物だそうで、芸術性とは少し離れるかもしれませんが、そこは庶民感覚の民衆の信仰芸術という形で、私たち民衆に向き合ってくれます。

素朴なたたずまいの仏像さんたちです。

祈りの形は様々あっていいですし、自分の心の赴くまま、信じるがままに向き合うのがいいのでは、、。難しい話はこのくらいで、とりあえずお時間ありましたら、東京駅丸の内北口、改札出ればそこが美術館、雨にも濡れず風にも吹かれず見ることが出来ますので、ぜひお出かけになって見て下さい。2月12日までの会期です。基本月曜日は休館日です。

 

様々な表情を見せる庶民の御仏像です。

荏原七福神巡り

2024/01/11(木)

一言通信

年が明けて早十一日、今日は鏡開きで、午前四時に小豆を煮始め五時半終了!三温糖投入5回、最後に塩を少々。味はいい感じに仕上がりました。年に一回作るぐらいのお汁粉、毎回味には少しばかりばらつきが出て、まあ家庭の味ということで良しとしましょう。

スタートはわが町の権現神社さん

さてお汁粉の話は置いといて、四日に荏原七福神巡りに行ってきました。例年、四日は叔父のところにお年賀に行っていたんですが、今年は叔父さんご夫婦が体調を崩されてお年賀は取りやめ。そこでぽっかりと日程に空きができ、思い立ってこの地区の七福神を訪ねてみることにしました。

誘った友人が二つ返事でいいよと気持ちよく返事を返してくれて、一気に七福神モードに突入です。スタートはわが町大井町の権現神社(福禄寿)、財宝と人望と出世をもたらしてくれるというありがたーい福禄寿さんが権現神社さんとはつゆ知らず、顔見知りの宮司さんに、親しげに口をきいていたものだとちょっと反省。こちらで七福神の名前が書かれた色紙を購入、お参りに訪れた寺社で御朱印を戴くことに。

二か所目は権現さんから十数分歩いたでしょうか、双葉町のトイレの神様を祀る東光寺「鳥瑟沙摩大明」で、境内には寺院のトイレが設えられているとか。友人と話し込んでいてうっかり通り過ぎてしまいました。トイレは大事ですよね(笑)何かの機会に今一度お参りしましょう。

トイレの神様を祀る東光寺さん

三か所目の上神明天祖神社へは私は初訪問になり、さて右へ行くのか左へ行くのかヤマ感で歩いて行きます。車の助手席から眺めている景色を思い出しながら、誠に心もとない街歩きながら、同行してくれた友人は、更に輪をかけて不案内と来ていて、やれやれ辿り着きますかねえ!

なんとか辿り着いた上神明天祖神社は、愛情と知恵と富貴開運をもたらすという誠にありがたい神様なんですねえ。この場所は古い地名で蛇窪と呼ばれていたところで、その名の通り、境内には白蛇があちこちでとぐろを巻いていました。竜神様も手水鉢で目を光らせていて、、。

初めてお参りする上神明天祖神社、白蛇があちらこちらに。

さあここからはちょっとした山坂越えて、寛容、福寿、財宝をもたらす布袋様をお祀りする養玉院へと進んでいきます。こちらの瑞応殿には、大井の大仏と称される五智如来像(大日如来、薬師如来、宝生如来、阿弥陀如来、釈迦如来坐像)が安置されていて、私は花まつりの頃によく立ち寄り、甘茶を頂いている馴染みのお寺さんです。同行の友人は五智如来像は初めて見るらしく、その大きさにびっくりしていました。

養玉院の布袋さんです!

この先はやっと荏原地区の寺社となり、東急大井町線荏原町駅前の法連寺さんへ。商売繁盛、福徳をもたらす恵比寿様が祀られていて、商売人の私は特に力を入れて参拝しないと!法連寺さん電車から眺めるのとはわけが違い、玉砂利の敷かれた境内は広々としていて何とも大らかです。

荏原町駅前の法連寺さんは恵比寿様をお祀りしています。

さて荏原地区に別れを告げ、残る二か所のお寺さんは西小山です。延命、長寿と福徳をもたらすとされる寿老人のお寺さんは摩耶寺。御朱印を戴きに社務所に立ち寄ると、老いた柴犬がゆったりゆったり近寄ってきます。もうすぐ私もこんな歩みになるのかなあなどと思いながら、最終の小山八幡神社さんにお参りしようと疲れ切った足を運び、ようやく社務所へ辿り着きました。小山八幡は只今改修工事中とかで、本殿はありませんでした。

およそ七キロの道のりを約三時間かけて歩きとおし、かなり疲れましたね!西小山への帰り道に表れたそば店へ。お疲れさまでした!

小山八幡神社は只今改修工事中でお社はありませんでした。荏原七福神巡り、七キロ、三時間の道のりでした。