一言通信
2023/08/17(木)
東京新聞8月1日(火)朝刊7面「比べてみたら」欄に掲載された「田んぼアート」を見に、那須高原に作られた会場へ行ってきました。猛暑の東京を6時過ぎに出発、せっかくなので、新しくなった日光東照宮の陽明門を見ていこうと、まずは日光へ向かいます。
東照宮に9時過ぎに到着、開門早々で入場券売り場をスムーズに通過、東照宮をぐるりと見て回ります。新装なった陽明門はきらびやかに華やかに私たちを迎え入れてくれます。ぞくぞくと観光客がやってきて、あっという間に境内は混雑に向かいます。
今日の目的は田んぼアート見物、入場門にでき
た長い列と、駐車場に入るための長~い車列に別れを告げ、ここから一時間弱の田んぼアート会場へと向かいます。さすがにお盆ですね、半端ない混雑です!
高速を降りてしばらくすると、那須高原の緑の風を感じて間もなく、「田んぼアート」第一会場ののぼり旗が見えてきました。「あった~」娘は大興奮。今年描かれたアートが、大ファンのヤクルト村上選手と応援キャラのつば九郎なんですから!
櫓が組み立てられ、製作者のNさんがどこから来られたんですかと栃木訛りのアクセントで聞かれます。娘が、東京ですヤクルトファンですと告げると、傘は持ってこなかったのとNさん、そう、ヤクルトカラーの応援グッズの傘を皆さん持ってこられますよと言われる。そこまでは気がつかなっかた娘、ここは残念と引き下がるしかない。
平地で見ていると色分けは分かるものの、何か描かれてるなんて思いもしなかったが、櫓に上がって眼下を見ると、昨年三冠王に輝いた村上選手の力強いバッティングフォームと、応援するつば九郎の姿が描かれていて感動です!
色分けには、9種類からなる稲の苗を植え、作品を完成させたんだそうです。たわわに実る稲の穂がきらめく広がりの中に、Nさんの絵心溢れる作品が描き出され、猛暑の東京から足を運んだ甲斐がありました。
ちなみに今回の制作テーマは「感謝と環境」ということで、第二会場ではNさんの息子さんが描いた、「チーバくん、ニュートラくん、塩原やや」が描かれていました。ニュートラは環境問題を啓発する栃木県のキャラクター、塩原ややはご当地キャラだそう。来年はどんな絵が描かれるのか楽しみです。