一言通信
1月19日(水)
一五日付東京新聞のミニ旅案内で紹介された、神奈川県二宮町吾妻山公園へ友人を誘って行ってきました。標高百三十六メートルの吾妻山山頂展望台からは、早咲きの菜の花畑の向こうに、雪を被った富士山がくっきりと眺望できて、連なる金時山明神明星などの箱根の山々を従え、さらに大山や檜洞丸など丹沢の峰峰も連なり、大展望が楽しめました。
転ずれば、眼下に広がる相模湾の対岸に遠望する半島は房総半島でしょうか。波頭きらめく午後の、あくまで穏やかな海原が眩しいばかり。気温はさほど高くはないものの、風もなく日差しも穏やかで、同行した友人はダウンコートを脱いで動いています。
吾妻山公園は四季折々に花々が咲くそうで、山頂への道すがらには、水仙の群落が誠に美しい。春本番には桜が咲き競うとか、時間があればまた訪ねてみたいが。
展望台での眺望を満喫し、帰路は一駅先の国府津へ足を伸ばし、夕飯用に相模路名物の鯛めしをゲット、昼時を過ぎていたので売り切れ商品もあったが、何とか人数分を調達し、一路東京へと戻ります。
二宮へは家から一時間、ミニハイキングで山頂まで三十分、小一時間の休憩後駅に戻り返し、日のあるうちに帰宅できました。桜の時期もミニ旅情報を見つけて楽しめたらと、、。何しろコロナで悶々とする日常、ほんの少し心身を休憩させて貰えたミニ旅でした。