母校です

一言通信

10月12日(火)

所用があり区内に住む姉のところへ自転車を10分少々走らせました。昨年はコロナでなかなか行けなかった姉の家。今、89歳になる姉は寝たきりになり、都内の高齢者専門病院で、4度目の秋を迎えようとしています。現在、姉の家は姪と甥がそれぞれ家庭を持って、二階と三階に分かれて同居中。今日は区役所でもらってきた書類を、姪に届けに来た。

帰路も、荏原警察のところで中原街道を渡り、大井町に戻るため第一国道へと向かいます。その昔十代半ばまで、母や兄姉たち家族と荏原警察前の家で暮らしていたので、この辺りは私のエリアと言ってもいいかな!

帰路の途中には、母校中延小学校があり、今日は校庭脇の通用門が開いていて、居合わせた守衛さん?に、「私の母校なんですが、大楠木の写真撮らせてもらってもいいですか」と伺うと、どうぞ構いませんよと校庭に入らせてもらいました。

大楠木と隣り合わせて立っているシイの木は、中延小学校の象徴の樹木、いつまでも子供達を見守ってほしい。そうそう、兄姉たちもこの小学校を卒業していて、6歳上の姉が、1年生の私の教室に給食を運んできてくれたのをぼんやりと覚えています。

1934年創立の中延小学校、私は創立から20年程経った頃の入学になり、この学校で学び、この校庭で走ったりした。戦後のベビーブームの頃に生まれ育った私たち世代、朝礼で全校児童が並ぶと満杯になって溢れるほどの状態だったが、聞けば今母校の全校生徒数は133名、え、と絶句してしまった!

区内37校ある区立小学校の中で、最下位の37番目の生徒数だとか。ちょっと衝撃的な数字に言葉がでてきません。この先廃校なんて事にならないでと.大楠の木とシイの木を眺めながら祈りました!

楠の木は高さ10M、シイの木は5Mほどあるだろうか

ビオトープ

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中延小学校正門